2017.01.04
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
新年1番目の投稿です。
『一倉定の社長学・経営計画』
(税込10,260円)を5年ぶりに読んでみた
【一倉定】
・1918年生まれ
・経営コンサルタントの第一人者
「ワンマン経営は権力の現れではない責任の現れである」
「電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも社長の責任」
(1976年の本だが一倉定先生の考え方を基盤にしている社長や経営コンサルタントは今でも多く、
そして、今あるほとんどの経営コンサルティングの手法は一倉定先生の考え方から派生しているものが多い)
第一章 『企業の未来を設計する』
第二章 『目標の設定』
第三章 『社長の役割』
1.会社の未来像を明確にする
・どのような事業をおこなうか
・規模をどのようにするか
・社員の処遇をどうするか
2.経営計画書は未来像に近づく方法を示すものである
問題とは現在と未来のギャップである。
3.その他エッセンス
・全社員が向かうべき方向性を一致させる
・決算書はしょせん過去の数字である
・固定経費と必要利益は予測できる
・必要な限界利益を作る方法を考える
4.経営計画にて設定する8つの目標
・市場の地位(占有率)
・利益
・革新
・生産性
・人的資源
・物的資源
・資金
・社員の処遇
5.経営計画は自らの責任と意志において
自らの手によって作られるべきである
自らソロバンをはじき、電卓をたたき、自ら鉛筆をもって数字を組み立てるのである。
・社長は我が社の未来を決める経営計画には一番の時間を割きましょう
・しっかりと方向性を定めて、その年の利益が倍になれば、
丸々一年という時間を節約したことになる
JUNでした。